前祭、曳き初めの日のこと/祇園祭

10:00

阪急京都河原町に到着。地上に上がると長刀鉾が。

左から薙刀鉾、函谷鉾、鶏鉾。函谷鉾、鶏鉾、月鉾など大きな鉾はもう建っていました。

白楽天山で祇園祭御朱印帳500円を買う。

この御朱印帳がいちばん好き。価格が手頃でシンプルで。何年か前に買ったきり見つけられなくてもう無くなったのかと思っていたけれども、きちんと大船鉾と鷹山が追加されているしなくなったわけではなかった。版元も記されていないしどこで作られているのだろう。

初めて見る観覧順路。フォロワーさん曰く昔からあったらしい。

10:30

ホテルに荷物を預けて鉾町へ。子どもが乗りたいと言ってまず鶏鉾へ。10時頃はたくさん並んでいたけれども、まだ開ける前だったかららしくこの頃にはまだ人もまばら。鉾もすぐ乗れました。

道もまだ人は少ない。

タペストリーの南蛮人ビット絵みたいで可愛い。

後で知ったのですが、鶏鉾のお稚児人形は正座できることが今年分かったそうです。少しでも生き稚児さんに近づけようとしたのではとKBSの巡行特番で関係者の方が仰っていました。

確かにこの写真にも正座云々のことが書かれている。気づかなかった。

小さな山鉾はまだまだこれから建てるといった感じ。こちらは綾傘鉾です。

11:00

矢尾定へ。今年は予約をしていたので入れました。開店時間の11時からの分だけ予約できるそう。

大船鉾に長刀鉾。ヒオウギ。季節のしつらえに京都のおうちに上がらせてもらった気分になる。子連れには座敷がありがたい。扇風機がいい味出してます。

日替わり定食1000円。

入り口に大船鉾のちまき。1階には各山鉾のちまきがずらりと並んでいます。

12:00

矢尾定を出た時点で12時。蟷螂山の曳きぞめは12時からなので半ば諦めつつむかうと、ちょうど北へ向かって出発したところでした。人も少なく、譲り合い精神が働いていたので譲り譲られ子どもは入れてもらえることに。

曳いている間は太鼓がずっと鳴らされています。

北の交差点でぐるりと方向転換し南進。さすまたのようなもので電線をぐっと上げてくぐりぬけます。

紅白の綱が可愛い。

蟷螂山のちまき類の授与はまだ始まっておらず、かき氷を求めて亀屋良長へ。しかしかき氷もまだ始まっていませんでした。満満の5個入りを買い、醒ヶ井でお水を汲む。

以前は紙コップは置いていなかったような。祇園祭限定なのかな。

13:00

四条通より北を回るもまだどこも建てている途中でした。放下鉾は建っていたけれどもちまきなどの授与はまだでした。

お向かいの屋台(写真右下の氷)は営業していてアイスブレーカーが800円で売られていました。この日この時間にお酒や食べ物類を売っていたのはここだけだった気がする。雨も降りそうだったし気分ではなかったため買わなかったけどのちのち後悔する。

下の子のおむつ替えに京都芸術センターへ。こういう場所があると助かります。

それから水あずきを求めて永楽屋さんへ。

水あずき520円

若鮎260円と鯉山の焼印が入った三笠220円を。永楽屋のあんこはしっかり甘さがあるのにあっさりしていて好き。

水あずきをいただいた後は御手洗井へ。御手洗井は錦市場を烏丸通に出て少し上へ行ったところにある井戸。祇園祭期間中の7月15日から24日まで開かれています。

おけが上げてあり榊も備えられています。

夜は厳かな空気が漂っています

占出山は山はまだ建っていなかったけれど会所は開放されて、ちまきの授与や懸想品の展示もされていました。

子どもが無事産まれたお礼参りをしました。

14時頃、月鉾も拝観が始まっていたけれども長い列ができていました。今回特に印象的だった列が菊水のお茶席。あんなに並んでいたのは初めて見た気がします。まだ宵山でもない13日で終了時刻の午後9時までひっきりなしだったと翌朝菊水鉾の方が仰っていました。

15:00

チェックインを済ませてから15時開始の曳きぞめへ。この時間行われる曳きぞめは岩戸山、船鉾、放下鉾の3基です。

15時の5分前。岩戸山の南から道へ入るももうだいたい準備ができている状態でした。小学校の児童たちが綱を掴んでいて「一般の人も入っていいけれども、綱をしっかり持つ、靴が脱げても拾いにいかない、綱を跨がないように気をつけて」と先生らしき人に言われました。保育園の子達もいたし忍びないということで北進し船鉾へ。

船鉾は一度北進し、次に南進し町会所を通り過ぎ町の端まで行ったところで最後にもう一度北進します。

一度目の北進には間に合わず、二度目の南進のとき綱を掴もうとしたら思った以上の人で前方で将棋倒しになりかけていました。子どもを抱っこして後ろに下がり、結局掴めず子ども泣く。三度目の北進で掴むことができ、曳くことができました。

合図が出るまで大人しく待つ

誰かが転びでもすれば大変なことになるかなり危ない状況だったので、次この日に曳きぞめへ行くとしたら蟷螂山のみにしようと思いました。

17:30

ホテルで休憩して栞屋へ。半個室で子連れにはありがたい。

ポテサラ美味しかった

食べ終わった後は保昌山へ。しっとり後祭のような風情があります。今回一番印象に残っています。家族の記念撮影もここでしました。

御朱印も慌てずゆったり押せました

ティッシュケース欲しいけどそんな授与品のある山鉾ないよな〜と思っていたらあった。かわいい。いろんな色がありました。

19:30

再び四条通へ。函谷鉾の鉾を拝観しました。意外と並ばずにすんなりと。搭乗した時ちょうどお囃子が演奏されていました。

この旅のハイライト。そして頭がキーンとなるほどの音でも眠り続けていた0歳児。

四条通の鉾から見る景色は宵山万華鏡感あって良い

函谷モンサンミッシェルのタペストリー。今年の巡行時に使われていました。パリオリンピックにちなんでなんだとか。

拝観券購入するといただけるうちわと冊子。読み応えがあります。

こちらは鶏鉾。夜の方が風情があっていいですね。この日はまだ歩行者天国にはなっていないけれども大混雑というほどではなく、夜の鉾にのぼるのにはちょうどいい。なので次は13日の夜にそぞろ歩きしたい。子どもがいると難しいけれど…。

20:00

15時頃、白楽天山の前で笛をチューニングしている方々がいて「17時から19時の間にやるから来て」と言われ。20時頃行ってみると「蝋燭一丁献じられましょ」の童歌に合わせて笛と太鼓が叩かれていました。初めてみる光景だと思っていたら、後日KBSの巡行特番で特集が組まれていました。

白楽天山は童歌自体が今年40年ぶりに復活したのだそう。それまでは録音を使っていたけれども、町内に子どもが増えたため声をかけたところ復活できた。笛と鉦と太鼓の伴奏は有志によるもので、童歌に伴奏がつくのは珍しいとのことでした。

22:00

同居人と交代で宿を出た頃には会所はほぼ閉鎖。大きい鉾は提灯の灯りはついていたけれども授与品は終了していました。鉾町をぷらぷらしサケホール益やへ。

一人でも行きやすいし、常温のお水を最初から出してくれるのも好き。

帰りは提灯の灯りも消えていました。菊水鉾は鉾の額だけが照らされていて、遠目にも菊水鉾だと分かって格好良かったです。

提灯の灯りが反射してるのかと思っていたけど違った

明日へ続きます。


カテゴリ一覧へ戻る