京都の日記を書いてほしい、それを集めて、鴨川デルタのようにさまざまな流れが交わる場所としたい…という募集を見た。
これは必ず書きたい、書かなければ!とワクワクしたものの、何を書いたらいいのか分からず、少し時間を置いてしまった。
どこから書けばいい?
東京から京都に引っ越しを決めたきっかけ?引っ越すかどうか考えて、東京〜京都を往復しながら下見した毎日?実際に引っ越してきて、毎日楽しく京都や大阪、神戸、奈良などを走り回る毎日?周りにいる人が全然違うことば、文化を持っていて、自分が馴染んでいないことを思い知ったこと?
日記はやっぱり今日のことを書くものだと思うのでたった今、この気持ちを書いていこうと思う。
今、本当に毎日楽しく暮らしている。京都という街が自分に合っているんだと思う。
京都の四季を感じながら、折々の和菓子を食べたり行事のために寺社仏閣にいったり、鴨川でぼんやりしたり。時には神戸、大阪、奈良に行ったりもした。そしてそれをnoteに記して、読んでくれた人が「いいね!」と残してくれたりする。
今、特別どこかに行かなくても、近くを散歩するだけでとても楽しいけど、欲しいこと、やってみたいことを書いてみよう。
やりたいこと
- 京都のあちこちを散歩したい
- 犬を飼いたい
- 西日本の山にたくさん登りたい
- 神戸のルミナリエに行きたい
- 四国に渡りたい、しまなみ海道を自転車で渡りたい、今度こそ高松のうどんを食べたい
- 高野山にもう一度行きたい、宿坊に泊まりたい
- 大文字山に暗い時間から登って、朝日を見ながらコーヒーが飲みたい
- 関空から海外に行きたい、特急はるかに乗りたい
- 文学フリマに参加したい
- これからも旅に出てそれを写真、文章にし続けていきたい。誰も読んでくれなくても、自分自身のために続けていきたい
できるようになりたいこと
- 京都弁を話せるようになりたい! 100%完璧じゃなくても、恥ずかしがらずに京都弁を話したい
- 京都の街を案内できるようになりたい
- 行きつけのカフェを増やし、「今はこういう気分だからあそこかな〜」と選べるようになりたい
- 美味しい京都ラーメンの店を見つけたい(と言いつつ、天下一品とか横綱とか一蘭があれば生きていける)
いろいろ書いたけど、一番はやっぱり「京都を散歩したい」「思ったことを写真に撮り、文章に書いて、それを人と共有したい」ということになる。
京都に引っ越してきた、ということをフックにしてさまざま人と交流をするきっかけになっていて、それは本当に楽しいことだ。勇気のいる決断だったけど、京都に引っ越してきたことは間違いじゃなかった。
京都にいつまでいるかはわからない。だが、東京に戻ることはもうない。もっと早く東京を出なければならなかったのだ。ここまでずるずると引き延ばしてしまった。
東京から京都へ引っ越しして毎日楽しい、そこだけ見ると能天気な人に見えるだろう。しかし、私にとってこの引越しと一連のエピソードは、渇望するものを数十年かけてやっと手に入れた、勝利の物語なのである。
今後、またどこかに引っ越すとして、京都が「帰ってくる場所」「帰ってくるとほっとする場所」になってるといいなと思う。ただいま、と言いながら帰って来れる場所にできるよう、今はこの街と仲良くなっていきたい。
bmd.
2023年に東京から京都に引っ越しました。東京との文化や言葉の違い、住んでみて思う京都の素敵なところを書いていきたいと思います。